歩み

■島根県断酒新生会・保健文化賞受賞の栄誉     

島根県断酒新生会は、

昭和43年結成以来、井原理事長を中心に顧問の福田武雄先生の医道を超越したご尽力を得て、島根県内の会員、家族が一丸となり、30年に亘っての酒害者救済、自立援助を中心とした断酒会活動を積重ねてきた努力が結実したものである。

特に、昭和58年までの18年間、島根方式とも呼ばれる県内59市町村に一断酒会づくりを中心としたネットワークづくり、

また多い時には900人を越える参加者が集う山陰断酒学校の25年継続開校の努力、

さらに昭和55年に創設した酒害者救護施設「新生園」における社会復帰、自立更生事業が評価され、平成 7年10月 4日第47回の受賞に輝いた。

■断酒学校     

40年 9月、高知県断酒新生会主催の第1回断酒学校が高知市の吸江禅寺で3日間開催。参加39名。

以後毎年春秋2回(昭和61年より春1回に変更)開かれ、盛会時には600名を越す参加があり、現在は「松村断酒学校」と呼ばれている。

その後3日間開催の断酒学校は、

山陰断酒学校、北海道大雪断酒学校、近畿ブロック断酒学校が開校し現在に至っている。

■山陰断酒学校  

山陰断酒学校は昭和46年7月に松江市で開催されて以来、今日まで8月下旬の盛夏に2泊3日で開催されている。

多い時には900名余りの会員家族が集まり、辛かった飲酒時代の体験を語り合い励ましと癒しの場になっている。

今でも、550名~600名の人達が集まる研修の場です。

■地域ブロック大会      

41年 5月、鳥取、島根、岡山の3県断酒会が米子市で交歓会を開催、ブロック大会の先駆けとなった。

各地に断酒会が増えるにつれて相互の交流が盛んになり、現在は全国大会に次ぐものとして毎年1回、北海道、東北、関東、中部、北陸、近畿、中国、四国、九州の9地区でブロック大会が開かれている。

●島根県断酒新生会の歩み●

昭和43年10月

島根県断酒新生会創設

昭和49年12月

第一回山陰断酒学校開校。以来毎年8月に2泊3日の研修会として開催し 、全国より盛会時には900名余りの家族会員が集う

昭和46年7月

島根県知事より社団法人の認可があり、以来「社団法人島根県断酒新生会」として 今日に至る

昭和55年4月

社会福祉法人共和会 救護施設「新生園」を開園、理事長に社団法人島根県断酒新生会理事長井原利氏就任

昭和58年11月

県下59市町村に断酒会設立

平成元年6月

井原利氏(社)全日本断酒連盟理事長に就任

平成2年2月

第一回アルコール問題家族セミナー開催。以来毎年地域セミナー、学校セミナーとして 酒害の啓発活動に取り組む

平成7年10月

保健衛生の活動に対し、保健文化賞受賞

平成12年11月

松江市宍道町に本部会館を建設

平成25年4月

社団法人から公益社団法人へ認定移行

例会表

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